旭日庵について
芸州紅房姫の写真

犬舎オーナーより

昭和53年にマイホームを購入。用心の為に柴犬を飼ったことから,私と犬との関わりが始まる。
我家は,旭ヶ丘団地の高台に位置し,東の窓から見える朝日の美しさから,犬舎号を『旭日庵(きょくじつあん)』と名付けた。
日本犬保存会に入会後の,柴犬の作出探求は困難を極めた。 展覧会に於いて,多くの犬を見て回ることで目を養い,研究するより方法はない。
そして30年の歳月が流れ,犬を極めるどころか益々困難となり,その奥深さを知る。だから犬は面白い!!

オーナーの考える柴犬

大自然が悠久の時を刻み,生あるものが生きるに必要なるものを与えてくれた母なる大地。
わが国の風土が育んだ柴犬は,素朴にして鋭い感覚を身に付け,勇猛果敢,深い味わいと精悍なるその姿は,日本人の心を大きく揺さぶるものがある。
素晴らしい緋赤の被毛,裏白風の美しさ,まさに生きた芸術品といえよう。
鋭い表現にして枯淡の味わいを示し,四肢を大地に踏み込み,小粒ながら鋭い気魄と優れた才能を発揮する柴犬は,太古の昔より常に人間と関わり,よきパートナーとして数千年の時を過ごしてきた。 柴犬が家族の一員となった時,その表情や一挙一動に心を動かされ癒されるのは,長い歴史の中に見る事ができる。

オーナーの独り言

柴犬が好きで,もう30年近く飼っているが,何がそうさせるのか・・・。
我にかえって考えてみる。
日本犬のすばらしさは文献等で分かってはいるが,実際に飼ってみてその奥深さを知ることとなる。
主人に対する無償の愛,妥協のない純粋さ。親が子を思う愛にも似たそのひたむきさには,自分自身が知らないうちに癒されている。
この犬の本質に気が付いて飼っている人間が何人いるだろうか?
犬を飼っていると,この世で最も愚かなるは人間ではないかと思う時がある。

  • 路上に平気で糞を放置する人
  • 犬を放して他人の迷惑を考えない人
  • エサも排便も繋がれた範囲内で済ませ,生涯を鎖に縛りつける飼い方をする人

こういう人は,犬を飼う値打ちの無い人間である。
犬を愛することで犬に愛をもらう。
犬は古来より人間と共に生きた動物である。
人間社会に順応して生きてきた犬は本能的に人間に従順なのである。
主人が死んだことも知らず渋谷駅で何年も待ち続けた“忠犬ハチ公”の話はあまりにも有名であるが,総ての犬は飼い主次第で“忠犬ハチ公”になり得るのである。


柴犬の魅力について             動物取扱業第30号〔登録証PDF:1.3MB〕